12月、アメリカ人の消費支出は再び減少、FRBが好むインフレシグナルは鈍化

2023年1月27日 

 

今朝の所得と支出のデータを見ると、所得は予想通りだったものの、支出は予想より弱く、2ヶ月連続で減少している。さらに、前年比での支出の伸びは、引き続き所得の伸びを上回っています。

さらに、個人貯蓄率は過去最低に近く、クレジットカードの負債額は過去最高となっています。

このことは、消費者が支出の限界に達し、手を引いている可能性を示唆しており、GDPにとって好ましい兆候とは言えないかもしれません。ただし、政府の賃金・給与の伸びが2020年3月以降初めて民間労働者の伸びを上回っていることも注目すべき点です。

 

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