米GDP、FRBが望む形で減速-なお残る景気後退のリスク

2022年10-12月期(第4四半期)の米国経済はGDPが2.9%増となり、市場予想を上回り、米国金融当局の間では経済の「軟着陸」の可能性が信じられている。

しかし、エコノミストからは、年後半に景気後退の可能性を示す警告のサイン、具体的には個人消費の減速が指摘されてもいる。米国経済の大部分を占める個人消費は2.1%の増加にとどまり、予想を下回る結果となりました。

個人消費支出(PCE)価格指数も3.2%上昇し、過去20年間で最低の伸びとなった。にもかかわらず、エコノミストは依然として来年にかけての景気後退の確率は65%と見ており、米国金融当局による利上げは今年、家計にさらなる影響を与えると予想される。

 

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